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from CEO
CEOメッセージ

科学の無限の力で世界により良い
健康への希望をもたらす

私たちは科学技術を基盤とする、iPS細胞由来の再生医療の事業化に特化した研究開発型企業です。

京都大学iPS細胞研究所(CiRA)と武田薬品工業は2015年にiPS細胞技術の共同研究T-CiRAプログラムを開始しました。この研究を「事業化」に発展させ臨床応用するため、2021年、私たちオリヅルセラピューティクス株式会社は発足しました。

私たちのポートフォリオはT-CiRAプログラムにおいて、吉田善紀氏(CiRA准教授)がリードした心筋細胞と豊田太郎氏(CiRA講師)がリードした膵島細胞の研究を再生医療に事業化することから始まります。私たちがT-CiRAプログラムから継承したiPS細胞関連技術を活用して、創薬研究支援と再生医療基盤整備も行います。加えて、私 たちが持つiPS細胞の知見を生かして、iPS細胞が広く地域そして社会に根付くような社会活動も行って参ります。

私たちは、既に確立した技術基盤を持ち、第一線の科学者と熟練した技術者によって構成された組織です。と同時に、私たちは若くそして自由闊達であり、そして「日本発のiPS細胞技術を社会のために役立てたい」想いを社員一人一人が持っています。この想いを社名の「オリヅル/折り鶴」に籠めました。

CiRAと武田薬品工業の優れた科学技術力を継承しつつ、更に新たに、新しい時代に沿った文化を私たちはここ湘南の地に創ります。患者さんに再生医療を届けることを通じて、患者さんの治療に携わる臨床現場、共に働く社員、そして私たちをサポートしてくれる地域と社会の皆様の未来に貢献して参ります。

オリヅルセラピューティクス株式会社
代表取締役社長兼最高経営責任者 野中健史