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公益財団法人京都大学iPS細胞研究財団によるニュースリリース

「iPS細胞の今」 – 心筋細胞移植治療の開発

iPS細胞技術のおかげで、心筋細胞を作れる時代がきました。世界中の研究者・医療関係者が凌ぎを削って、iPS細胞を用いた心不全治療法開発に取り組んでおります。我々は、心移植に代わる細胞移植を目指して研究に取り組み、高機能・高品質の心筋細胞の製造法を開発しました。心不全に苦しんでいる世界中の全ての患者さんに、心筋細胞移植が新たな治療になるよう、チーム一同全力で頑張ります。

「iPS細胞の今」 – 膵島細胞移植治療の開発

2020年に膵島移植が保険収載され、1型糖尿病患者における新たな治療法が患者さんに届きましたが、ドナー不足等の課題は未だ残っています。我々は、iPS細胞からインスリン分泌細胞 (β細胞) のみならず、グルカゴン分泌細胞 (α細胞) を含む膵島構造の再現に成功しました。均一かつ高純度の膵島を大量に作れるiPS細胞の強みを生かし、１型糖尿病に苦しんでいる世界中の全ての患者さんに広く膵島移植治療が届くよう、チーム一同全力で頑張ります。

「P.S. i LOVE YOU」 PROJECT特設サイト

オリヅルセラピューティクスは公益財団法人京都大学iPS細胞研究財団による「P.S. i LOVE YOU」PROJECTに参画しています。